Apple Watch Series 10に、トリニティのモバイルアクセサリーブランドSimplism（シンプリズム）から発売された画面保護ガラスフィルム「［FLEX 3D］高透明 全画面保護強化ガラス」（46mm、ゴリラガラスモデル）をレビューします。iPhone用ガラスフィルムで貼りやすさを実感している「貼るピタ」が、Apple Watch版でどの程度貼りやすいか、貼った後の見やすさなどを検証します。
本記事では、メーカーから提供いただいたサンプル品を使用しています。
Apple Watchの画面、ガラスフィルムで保護しよう！
Apple Watch Series 10の画面が割れてしまった場合の修理代金（税込、以下同じ）は、AppleCare+に加入していれば修理代金は9,200円に抑えられますが、AppleCare+（2年間で11,800円）に加入していない場合、Apple Watch Series 10のGPSアルミニウムモデルで45,800円、チタニウムモデルでは61,800円と高額です。
iPhoneと同様、Apple Watchもガラスフィルムでディスプレイを保護してあげるのが良いでしょう。
「絶対、角割れしない」ガラスフィルム
失敗せずに貼れることで定評のあるガラスフィルムの「貼るピタ」シリーズで知られるSimplismから、Apple Watch Series 10の画面を保護する画面保護ガラス「［FLEX 3D］高透明 全画面保護強化ガラス」が発売されました。
「［FLEX 3D］高透明 全画面保護強化ガラス」は、強化ガラスの周囲に柔軟なポリカーボネート（PC）フレームを組み合わせることで、最も割れやすい端の部分を強化しているのが特徴です。
サイズは46mm用と42mm用の2サイズ、使用する強化ガラスによって、ゴリラガラスとAGC製強化ガラスの2種類が用意されています。
トリニティオンラインストアでの販売価格（全て税込）は、2サイズ共通で、ゴリラガラスモデルが3,280円、AGC製ガラスモデルが2,880円です。
パッケージにも「絶対、角割れしない」の文字が躍ります。
購入から1年間、使用時に製品の角に欠け、ヒビ、割れが発生した場合には製品の交換を1回受けられる「365日安心保証サービス」も提供されます。
パッケージには、ガラスフィルム本体が収められた貼り付け用トレー、埃取りテープ、クリーニングクロス、貼り付けマニュアル、365日保証サービスの案内、製品アンケートの案内が同梱されています。
貼り付けマニュアルは、表紙の二次元バーコードからYouTube動画を見られるほか、詳細なイラストが入っています。
Apple Watch Series 10に装着してみた
Apple Watch Series 10（46mm）のジェットブラックに、「［FLEX 3D］高透明 全画面保護強化ガラス」のゴリラガラスモデルを、マニュアルに沿って装着してみました。
まず、付属のクリーニングクロスで表面を拭き取り、埃取りテープで埃を取り除きます。筆者は、表面の皮脂汚れが気になったので、取り付け作業前にApple Watchを水洗いして、アルコールティッシュで拭いておきました。
トレーのフタを取り外します。フタは、トレーと同じ深さで重なっているので、重なっている部分を指の腹で押し上げるようにするとスムーズでした。
フィルムを持ち上げたら、中にある紙製のインナーカードを取り外し、トレーにある凹みにDigital Crownを合わせるようにしてApple Watchをセットします。この段階で、Apple Watchの表面に埃や汚れがついている場合は取り除いておきます。
Apple Watchに貼り付ける側の保護層（マニュアルではAと記載）をはがします。
外側の保護層（B）を倒して、丸い穴にはめ込みます。この時点では、Apple Watchにガラスフィルムはまだ貼り付けません。
外側の保護層（B）の上から、親指で、Apple Watchの周囲をなぞるように貼り付けます。
ガラスフィルムがApple Watchから剥がれてしまわないように、外側の保護層（B）をゆっくりと剥がします。
トレーからApple Watchを取り出し、周囲を親指で押さえつけて、クリーニングクロスで拭き取ったら完成です。
マニュアルを見た時は「上手く貼り付けできるかな？」と心配になりましたが、実際に作業してみると保護層（A）を剥がすときにApple Watchの画面に触れないよう慎重になる必要がある以外、スムーズに貼り付けることができました。
画面の見やすさを損なわずに保護
ガラスフィルム装着後の様子です。フラットなガラスの周囲を、マットブラックのPCフレームが囲んでいます。
画面表示は自然で、明るさや見やすさに影響は感じられません。タッチ操作への反応にも変化は感じられませんでした。
画面の縁ギリギリまで表示する文字盤「輪郭」を設定してみても、見やすさに影響がないことがわかります。
正面から見ると気になりませんが、側面から見るとApple Watchの上にガラスフィルムが乗っていることがわかります。
画角は異なりますが、装着前の状態はこちらです。ガラスフィルムの装着により、表面がフラットになりシャープな印象になります。
ワイシャツの袖にも引っかかりにくい
「［FLEX 3D］高透明 全画面保護強化ガラス」を付けたApple Watch Series 10を装着して、長袖のワイシャツを着て過ごしてみました。
PCフレーム部分が袖口に引っかかることもなく、ストレスなく着用できています。
水洗いは優しく！
筆者が外出から帰ったときの習慣に従い、ガラスフィルムを装着したApple Watchを水洗いしてみました。
いつもと同様に優しく水洗いする程度であれば、特に問題はありませんでした。
しかし、指先で強くこするようにして洗うと、ガラスフィルムがずれてしまいました。
表面についた水滴を毛くずの出ない布で拭き取って貼り付け直したら元に戻りましたが、水洗いする時は優しめに洗うのが良さそうです。
まとめ：きれいに貼れてスタイリッシュに保護
筆者はこれまで、きれいに貼れる自信がなく、視認性や操作性に影響が出るのが心配で、Apple Watch用の保護フィルムに手を出せずにいました。
しかし「［FLEX 3D］高透明 全画面保護強化ガラス」は、簡単に、失敗せずにきれいに貼れるほか、画面の見やすさ、操作性にも影響がなく、長袖の袖口にも引っかからないことから、安心して利用できます。
装着によって、Apple Watchが分厚くなりすぎることもなく、見た目に大きな影響も与えないので、Apple Watchのデザインを崩すことなく、スタイリッシュに使うことができます。
なお、ガラスフィルムではApple Watchの側面は保護されないので、側面までしっかり保護したい方には、「ガラス一体型PCケース」がお勧めです。
参照：Simplism 製品情報
Source: iPhone Mania
【レビュー】Apple Watchに簡単装着！画面を守り表示も鮮やかな保護ガラス