Bloombergのマーク・ガーマン記者が、充電端子の位置が変更されると噂の新型Magic Mouseや折りたたみiPadなど、2025年以降に発売される可能性があるAppleが開発中の新製品について言及しています。
Appleが開発中の折りたたみデバイスに関する情報
ガーマン記者が今回の記事で最初に取り上げているのは、Appleが開発中の折りたたみデバイスです。
その中でも、Appleは折りたたみiPadの開発を優先しているとガーマン記者は報告しています。
折りたたみiPad
折りたたみiPadのデザインと予想販売価格についてガーマン記者は、Lenovo Yoga Book 9iのように2つのディスプレイをヒンジで接続したデバイスではなく折りたためる1枚のOLEDディスプレイを搭載、販売価格はYoga Book 9iよりも高くなる可能性が高いと述べています。
Yoga Book 9iの日本での販売価格は、30万円以上です。ガーマン記者の予想通りであれば、折りたたみiPadの日本での販売価格は35万円〜程度となりそうです。
折りたたみiPad向けのOSはiPadOSをもとに開発されるとガーマン記者は予想しており、残念ながらmacOSとiPadOSが両方動作することはなさそうです。
折りたたみiPhone
折りたたみiPhoneが横に展開するモデルになるのか、縦に展開するモデルになるのかガーマン記者は言及していませんが、発売されるのは早くても2026年とのことです。
折りたたみディスプレイ搭載MacBook
折りたたみディスプレイ搭載MacBookのディスプレイサイズは対角18.8インチになる見通しで、発売時期は2028年〜2030年になるとの最近の噂は自身の把握している情報と同じと、ガーマン記者は述べています。
MacBookシリーズは、2026年にMacBook ProにOLEDディスプレイが、2027年にMacBook AirにもOLEDディスプレイが搭載される見通しです。
新型Magic MouseとMagic Keyboardを開発中
新しいMagic Mouseはタッチ操作と音声コントロールに対応するとyeux1122氏が報告していることに関しガーマン記者は、自身の記事の誤訳だと記していますので、新型Magin Mouseに音声コントロールが搭載されることはないのでしょう。
ただし、Magic MouseでApple Intelligenceを呼び出すことができれば面白い機能だとガーマン記者は評しています。
発売時期は18カ月後以降と述べていますので、早くても2026年下半期(7月〜12月)ということになりそうです。
その場合、OLEDディスプレイ搭載MacBook Proと同時に発表されるのかもしれません。
Appleは、新しいMagic Keyboardも開発しているとのことです。
AirTag 2の改善点とApple Watch Ultra 3の新機能
AirTag 2の改善点とApple Watch Ultra 3に搭載される衛星通信および高血圧通知機能に関するガーマン記者の記述は、既報の通りです。
AirTag 2は通信距離が現行モデルの3倍に伸び、これまでよりも見つけやすくなることが期待できます。
Apple Watch Ultra 3に搭載される高血圧通知は医療用途に使える精度ではなく、血中酸素ウェルネスのような健康に留意するための参考情報程度にとどまるようですので、通知を受信したらカフ式血圧計などで改めて確認することが推奨されます。
独自設計の5GモデムをiPhone SE 4から導入開始
2025年にはiPhone SE 4を最初の製品としてApple独自設計の5Gモデムが搭載、iPhone17シリーズやiPadなどにも順次展開され、2027年上旬までに全てSnapdragon Xシリーズ5Gモデムから切り替えられる可能性があります。
最終的に、5Gモデムを内蔵するMacBookが発売されるとの噂もありました。
また、通信チップではWi-Fi/Bluetoothチップも自製のものに切り替える計画があり、新型HomePod miniやiPhone17シリーズの一部モデルなどに搭載され、こちらも他の製品に展開されていく模様です。
Source:Bloomberg
Photo:Arav Arora(@aravarora_)/X
Source: iPhone Mania
新型Magic Mouseは音声コントロール対応?来年以降の新製品情報を著名記者説明