Incaseが、Microsoftから引き継いだマウス、キーボード、PC関連アクセサリーにおいて、新たにCompact Ergonomic Keyboard(Compact Ergonomic Keyboard Designed by Microsoft)を追加し予約を開始しました。
Microsoftが製造中止すると発表したマウス、キーボード、PC関連アクセサリーをIncaseが製造販売することが、2024年1月に明らかになっていました。
Microsoftが開発していた幻のキーボードが予約開始
2024年1月にIncaseの親会社でるOnwards Brandsの最高経営責任者(CEO)のチャーリー・テベレ氏は、マウス、キーボード、PC関連アクセサリーにおいて将来的に、Microsoftが開発中だった新製品をIncaseが発売する可能性があることを発表していました。
今回予約が開始されたCompact Ergonomic Keyboardは、Microsoftが開発しながら発売されなかったキーボードですので、テベレ氏の言葉が裏付けられたことになります。
専用レシーバーではなく、Bluetooth接続に
Compact Ergonomic Keyboardは、Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard(現在はIncase Sculpt Ergonomic Keyboard)に似たデザインですが、キーボード中央の隙間はありません。
Compact Ergonomic KeyboardはMicrosoft Sculpt Ergonomic Keyboardと同様、Microsoft Surface Ergonomic キーボードのようなテンキーを搭載していませんので、横幅が短くなっています。
また、PCおよびMacとのワイヤレス接続はMicrosoft Sculpt Ergonomic KeyboardのようなUSB接続の専用レシーバーを用いるものではなく、Bluetooth接続可能です。
Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboardの専用レシーバーは各キーボードとのみペアリング可能でしたが、Compact Ergonomic KeyboardではBluetooth接続が可能になったことでUSB-A端子を1つ使う必要がなくなり、使い勝手が向上します。
Compact Ergonomic Keyboardの予約販売価格
Compact Ergonomic Keyboardの製品ページでは、Quick Start GuideとProduct Guideが公開されています。
Product Guideは複数の言語で記述されていますが、日本語は含まれていません。
Compact Ergonomic Keyboardの予約販売価格は119.99ドル(約18,000円)で、Microsoftから引き継いだSculpt Ergonomic Keyboardの予約販売価格である99.99ドル(約15,000円)の20ドル高(約3,000円高)となっています。
2025年1月3日午後4時55分時点で、Incase Japan公式通販サイトでこれらのMicrosoftデザインのマウス、キーボード、PC関連アクセサリーは販売されていません。
Source:Incase via The Verge, Incase(インケース) 公式通販
Photo:Microsoft
Source: iPhone Mania
MicrosoftデザインのErgonomic KeyboardをIncaseが発表