Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、再選を果たした米トランプ大統領の就任基金に対して、100万ドル(約1億5,700万円)の寄付を行う予定であることが明らかになりました。この件については、トランプ大統領の方針とAppleの掲げる価値観が一致しているとは思えないという意見もあり、物議を醸しています。
AppleはAmazonと同額をトランプ大統領に寄付
AppleのクックCEOは、トランプ大統領の再選が決まるとすぐに、祝福のメッセージをソーシャルメディア上で公開しましたが、同氏が大統領の就任基金にも多額の寄付を行うことが判明しました。
その金額は100万ドルで、Amazonが同基金に行う寄付額と同額となっています。
Appleの価値観とは一致しない?
AppleのクックCEOといえば、自身がゲイであることを公言し、プライド・パレードを支援するなど、基本的には左派的な価値観を支持してきたことで知られています。そのため、メキシコ国境に壁を築くことを提案していたトランプ大統領の方針とは相反するように見えます。
しかしながら、両者は実際にはトランプ大統領の第1期任期中に何度も会談を重ね、先月にはマー・ア・ラゴで夕食会を開くなど、親密な関係を築いていることで知られています。
情報筋によれば、アラバマ州出身であることを誇りに思うクックCEOは、就任式をアメリカの偉大な伝統と捉えており、団結の精神を示すため、個人的に寄付を行ったとのことです。
Source: iPhone Mania
クックCEO、トランプ就任基金に多額寄付!Appleの価値と矛盾?