iPhone SE(第3世代)の後継モデル名として最近浮上してきたiPhone16Eについて、iPhone SE 4とするよりも適しているとし、そう考える理由を9to5Macが説明しています。
iPhone SE 4よりもiPhone16Eが適している理由は?
9to5Macは、iPhone SE(第3世代)の後継モデル名はiPhone SE 4よりもiPhone16Eが適しているとする理由として、より高い販売価格を設定しやすいことと、他モデルとの差別化を挙げています。
“SE”モデルとは別系統であることを訴求し価格を正当化
iPhone SE(第3世代)の後継モデルは70ドル値上げされ、499ドルになると噂されています。
その場合、iPhone16の最安モデルと比べると300ドル安いことになります。しかし、噂されているスペックを考えると499ドルは安すぎると9to5Macは考えています。
その場合、モデル名をiPhone16EとすればiPhone SEとは全く異なるモデルであることをユーザーに訴求でき、iPhone SE(第3世代)の販売価格にとらわれることなく599ドルで販売しても納得してもらえるだろうと9to5Macは述べています。
9to5Macの挙げた理由は、販売価格の値上げに関し「iPhone SE(第3世代)と比べて170ドルの値上げ」とするよりも「iPhone16よりも200ドル安い」という印象を与えようとするものですが、現在の予想販売価格に関する噂は479ドル〜529ドルが多い状況ですので、599ドルになった場合はそれらよりも1段高いことになります。
iPhoneのラインナップ中での位置付けにも適している
9to5Macが次に挙げている理由は、iPhone SE(第3世代)後継モデル発売後も併売される可能性が高いiPhone14およびiPhone15との差別化です。
後継モデルの名称をiPhone SE 4とした場合、廉価な”SE”モデルにも関わらずiPhone14およびiPhone15よりも高いスペックを備える可能性が高く、iPhoneのラインナップの中での位置付けが難しいと9to5Macは指摘しています。
もしもモデル名がiPhone16Eだった場合、これらよりも新しい世代のモデルであることをユーザーに認識させることで問題なく差別化できるというのが9to5Macの考えです。
この指摘は確かに、iPhone SE(第3世代)後継モデル発売後の課題を解決できる可能性が高そうです。
iPhone16Eの日本での販売価格は税込95,800円〜?
iPhone16Eは、A18と8GB RAM、6.1インチ有機ELディスプレイ、アクションボタンを搭載し3月に発表されると噂されています。
iPhone16Eの販売価格が599ドル〜だった場合、米国で同価格で販売されているApple製品を勘案すると、日本での販売価格は税込95,800円〜になると予想されます。
Source:9to5Mac
Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X
Source: iPhone Mania
iPhone16EはSE 4よりも良いモデル名と説明〜価格は税込95,800円〜?