Appleが欧州の複数の国において、iPhone15の整備済製品の販売を開始しました。
こうした国ではLightning端子を搭載したiPhone SE(第3世代)とiPhone14およびiPhone14 Plusの新品の販売を終了していました。
iPhone15の整備済製品の販売開始、他モデルも製品区分に表示
フランス、ドイツ、イタリア、スペインのAppleオンラインストアにおいて、iPhone整備済製品としてiPhone15の販売が開始されました。
また、iPhone整備済製品の製品区分には、iPhone15 Plus、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Maxも追加されていますので、今後、こうしたモデルの販売が開始されると考えられます。
廉価なiPhoneの選択肢を増やすのが目的か
欧州では、2024年12月28日以降に発売するモバイル機器の外部接続端子をUSB-Cとする法律を欧州連合(EU)が定めたことを受け、Appleは昨年末にLightning端子を搭載したiPhone SE(第3世代)とiPhone14およびiPhone14 Plusの新品の販売を終了していました。
販売が開始されたiPhone15の整備済製品の価格は、新品よりもおよそ15%安く設定されています。
そのため、廉価なiPhoneの選択肢を提供するためにiPhone15の整備済製品の販売を早々に開始したのかもしれません。
米国と日本では取り扱いなし、製品区分にも表示されず
整備済製品の販売開始時期では他の国よりも先行することが多かった米国ですが、2025年1月8日午前6時55分(日本時間)時点で、米国のAppleオンラインストアのiPhone整備済製品においてiPhone15の販売は開始されていません。
また、iPhone整備済製品の製品区分にはiPhone15、iPhone15 Plus、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Maxのいずれも表示されていません。
日本のAppleオンラインストアのiPhone整備済製品も、米国のAppleオンラインストアの状況と同じです。
Source:MacRumors, iPhone整備済製品/Apple(米国), iPhone整備済製品/Apple(日本)
Source: iPhone Mania
iPhone15の整備済製品を欧州で販売開始〜USB-C義務化対策?