Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの使用法に関してウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで聞かれた際に、横になってコンテンツを楽しんでいると述べましたが、これはもしかすると画期的かもしれない、と周囲が盛り上がっているようです。
昨年多くのインタビューを受けたクックCEO
Apple Vision Proは、競争率が高いヘッドセット市場で昨年5%のシェアを獲得することに成功しており、高価ながら医療などの特にプロの現場で重宝されていることが明らかになっています。
昨年発売となったVision Proですが、同デバイスに関してAppleのクックCEOは多くの取材を受けており、拡張現実(AR)についての自身のビジョンや、Vision Proをどのように使用しているかなど、個人的なことも話しています。同氏の言説の中で「テッド・ラッソなどのコンテンツを視聴する際に、ソファーで横になるのが好みだ」いうのがありましたが、これが今になって画期的かもしれない、と注目を集めています。
Vision Proの最大の弱点をCEO自らが克服?
昨年10月のウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、クックCEOは自身がVision Proを使用する際に「横になるのが好み」と述べましたが、これに関して「Vision Proの最大の弱点である重さを克服できる可能性がある」と話題になっています。
米メディア9to5Macのライターが実際にクックCEOの方法を試してみたところ、なかなか素晴らしいデバイス体験が得られたとのことです。
Vision Proは廉価版が開発中?
詳しいタイムラインは不明ですが、AppleはVision Proの廉価版の開発を進めているとされており、次世代バージョンが出てくるのは時間の問題のようです。
Metaはより軽量のサングラスに近いスマートグラスに力を入れていますが、Appleも同様のデバイスを開発しているとの噂もあります。
Source: 9to5Mac
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
ティム・クックCEOの発言の中にVision Pro弱点の克服の鍵が?