Apple Watchの睡眠時無呼吸の通知は、watchOS11で導入された新機能ですでに150カ国以上で利用可能となっていましたが、この度マレーシアでも規制当局の認可を受けたことが明らかになりました。Appleのヘルスケア関連機能はその国や地域によって規制状況が異なるため、今回のようにその場所に応じて認可が下りるまでより多くの時間がかかることがあります。
Apple Watchの睡眠時無呼吸の通知とは?
Apple Watchを装着して就寝すると、睡眠中の呼吸の乱れを記録でき、中等度から重度の睡眠時無呼吸の兆候を検出できます。
通知には2つのタイプがあり、毎日、前夜の呼吸の乱れについて「高い」または「高くない」の評価を受け取るものと、30日間で、呼吸の乱れを「高い」と評価されることが増えた場合は、睡眠時無呼吸の可能性があるという通知が届くものがあります。
Appleは忠告として、 Apple Watchはあくまでも医療機器ではなく、睡眠時無呼吸の診断、治療、監視のための医師への相談に取って代わることを意図したものではないことを強調しています。
なお、睡眠時無呼吸の通知はすべてのApple Watchモデルで利用できるわけではなく、以下のモデルが必要となります。
- Apple Watch Series 9
- Apple Watch Series 10
- Apple Watch Ultra 2
機能がマレーシアでも導入へ
現地ユーザーの報告により、Apple Watchの睡眠時無呼吸の通知がマレーシアの規制当局の認可を受けたことが明らかになりました。
同機能は昨年9月からすでに日本でも利用可能となっており、対応モデルをお持ちの方は機能を利用することができます。
Source: MacRumors
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
Apple Watchの睡眠時無呼吸の通知、マレーシアでも導入へ