Apple、ガラケーのような折りたたみデバイスの特許を更新

投稿日：2025/1/12

Appleが折りたたみスマホを開発しているという噂は以前からありますが、今回継続して出願された特許では、今では珍しいガラケーのようなデバイスが図面に描かれています。どのような新機能が搭載される可能性があるのでしょうか。

今回公開されたAppleの継続特許には、ガラケーのようなフリップスタイルでボタン付きのデバイスの図面が含まれています。ただし、この特許が必ずしもAppleがガラケーのようなデバイスを実際に開発していることを意味するわけではないようです。

Appleの特許に詳しいPatently Appleによれば、この特許はあくまでコンセプトを提示するためのものであり、Appleがフリップ式でボタン付きのスマホを検討している可能性を示しているに過ぎないとのことです。

今回の特許で注目される新しい要素の一つが、「空気透過性構造体」です。この構造体は、炭素繊維、ポリマー、金属、セラミック、複合材料など、さまざまな適切な材料で形成されるか、それらを組み合わせて作られる可能性があるとされています。

特許によれば、空気透過性構造体はデバイスの背面部材の動きやたわみを防ぐのに十分な剛性を有する可能性があり、さらに空気が通過できることでデバイスの冷却を促進する効果も期待できるそうです。

折りたたみスマホ市場において、一部ではフリップ式がトレンドとして衰退しつつあるとの見方もあります。しかし、価格を考慮すると、もしAppleが折りたたみiPhoneを発表する場合、フリップ式になる可能性が高いとPatently Appleは推測しています。