Samsung製の未確認スマートフォンであるモデル番号「SM-S937U」の、Geekbench 6 CPUベンチマークスコア(以下、ベンチマークスコア)が確認されました。「SM-S937U」は、Galaxy S25 Slimと考えられます。
同じ薄型スマートフォンとして競合することになりそうな、iPhone17 Airのスコアを上回りそうか確認します。
Galaxy S25 SlimのGeekbench 6ベンチマークスコア
ベンチマークスコアが確認されたのは、モデル番号が「SM-S937U」のスマートフォンで、2025年1月12日午後7時45分時点で2つのスコアが確認されています。
確認されたベンチマークスコアは、下記の通りです。
シングルコアスコア | マルチコアスコア | |
計測結果 1 | 2,941 | 6,703 |
計測結果 2 | 3,005 | 6,945 |
最高値は、シングルコアが3,005、マルチコアスコアが6,945でした。
Galaxy S25とCPU構成同じも、著しく低いマルチコアスコア
ベンチマークスコアから確認できた「SM-S937U」ことGalaxy S25 Slimのシステム・オン・チップ(SoC)のCPUは、動作周波数4.47GHzのCPUコアが2コアと動作周波数3.53GHzのCPUコアが6コアの合計8コアで構成されています。
このSoCがGalaxy S25などと同じQualcomm Snapdragon 8 Eliteだった場合、これまでに報告されたGalaxy S25(SM-S936U)のベンチマークスコアであるシングルコアスコアが3,142、マルチコアスコアが9,957と比べて大幅に低くなっています。
なお、RAM容量は10.86GBと表示されていますので、Galaxy S25と同様、12GBのようです。
A18よりも低いGeekbench 6ベンチマークスコア
iPhone17シリーズにラインナップされると噂の薄型モデル、iPhone17 AirはA19を搭載すると噂されています。
A19のベンチマークスコアが、A18のそれを上回るのは確実と考えられます。
iPhone16で計測された最近のA18のベンチマークスコアは、シングルコアスコアが3,349、マルチコアスコアが8,211でした。
薄型のために排熱に課題?発売までに最適化進むと期待
今回報告されたGalaxy S25 Slimのベンチマークスコアは開発機のものと思われ、これから発売までに最適化が行われる可能性があります。
もしくは、薄型のために排熱に苦労しておりCPUの性能を抑える必要があるのであれば、iPhone17 Airをベンチマークスコア(CPU)で上回るのは難しそうです。
ただし、Galaxy S25シリーズのGalaxy AIのオンデバイスでの処理性能は、iPhoneにおけるオンデバイスでのApple Intelligenceでの処理性能を上回るとの噂がありますので、12GB RAMが効果的なのかもしれません。
Source:Geekbench Browser (1), (2), (3), (4)
Photo:SammyFans
Source: iPhone Mania
Galaxy S25 Slimのベンチマークスコア〜iPhone17 Air超える?