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Apple初の折りたたみデバイス、折りたたみディスプレイパネル以外の部品選定難航

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Appleが開発中と噂の折りたたみiPadもしくは折りたたみiPhoneについて、ディスプレイパネルのサプライヤーはSamsung Displayに決定するも、それ以外の基幹部品であるヒンジ(蝶番)と超薄型ガラス(UTG:Ultra Thin Glass)のサプライヤー選定は難航していると、韓国メディアThe Elecが伝えています。

折りたたみディスプレイパネルのサプライヤーが決定か

Apple製の折りたたみデバイスのディスプレイパネルのサプライヤーがSamsung Displayでほぼ確定したとのことですので、折りたたみディスプレイ中央の折り目の解消に関して目処がたったのでしょう。

ただし、高い耐久性が求められるヒンジ、Appleが要求している折りたたみディスプレイの表面に用いるUTGのサプライヤーについては未だ目処がたっていないと、The Elecは説明しています。

2026年下半期に発売するには今年9月までにサプライヤーの選定必要

噂通り2026年下半期(7月〜12月)に折りたたみデバイスを発売するためには2025年第3四半期(7月〜9月)にはサプライヤーを決定する必要があると、The Elecは述べています。

UTGのサプライヤーはCorningでほぼ決まりと思われていましたが、折りたたみディスプレイの中央部を薄くしてその下にポリマーを充填し、展開した際に折り目がないようなディスプレイに対応するUTGとすることはかなり難しい模様です。

成長率が鈍化している折りたたみスマートフォン市場

Appleの折りたたみデバイスのラインナップが将来的に増えた場合、折りたたみディスプレイをLG Displayが供給する可能性もあるようです。

ただし、2025年と2026年の折りたたみスマートフォン市場の成長率が低い見通しであることは、Appleがこの市場に参入する上で製品投入時期に影響を与える可能性があると、The Elecは指摘しています。

Source:The Elec

Photo:Jia(@upintheozone)/X via iGeeksBlog(@igeeksblog)/X

Source: iPhone Mania
Apple初の折りたたみデバイス、折りたたみディスプレイパネル以外の部品選定難航

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