iPhone17シリーズは、増加するApple Aシリーズの発熱に対応するため新しい冷却機構としてベイパーチャンバーを搭載すると、MyDriversが伝えています。
この情報が事実であれば、iPhone17シリーズの放熱性能はこれまでよりも格段に向上することが期待できます。
数年前から採用が噂されたベイパーチャンバー
Androidスマートフォンのハイエンドモデルなどでは採用例の多いベイパーチャンバーですが、iPhoneでは以前から噂されるも搭載にいたっていませんでした。
MyDriversは、サプライチェーンの情報からiPhone17シリーズにベイパーチャンバーが搭載されることが確認されたと述べています。
ミンチー・クオ氏はiPhone17 Pro Maxが搭載と予想
アナリストのミンチー・クオ氏が2024年8月に、iPhone17 Pro Maxの冷却機構はグラファイトシートにベイパーチャンバーが組み合わせられると予想していましたが、MyDriverの入手した情報では他のモデルにも搭載される可能性があるようです。
Nomura Researchの予想スペック表では、iPhone17 ProとiPhone17 Pro Maxにベイパーチャンバーが搭載されると記されていました。
オンデバイスでのApple Intelligence処理性能強化目的?
iPhone17シリーズで放熱性能を強化するということは、A19とA19 Proが製造されると噂のTSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」での性能向上を、電力効率ではなく処理性能に活かすことに伴う発熱量増加に対応させるためかもしれません。
A19とA19 Proでは、CPUの動作周波数が4.4GHzまで高められると噂されています。
こうした性能強化は、Galaxy Sシリーズと比べて遅れているオンデバイスでの人工知能(AI)関連機能(iPhoneならApple Intelligence)の強化が主な目的と予想されます。
Source:MyDrivers via MacRumors
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Source: iPhone Mania
iPhone17シリーズで冷却機構刷新か〜ベイパーチャンバー搭載の可能性