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飽きない業界だから自然と長続きしてきた【できる30周年コラム】

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子供のころから飽きっぽい性格だったせいか、何かにコツコツと打ち込んだ記憶はない。しかし、Intelの8080が巻き起こしたマイコン革命は、ジェットコースターのように世の中に大きな変化をもたらしてきたので、飽きることなく業界の片隅で文章を書く仕事と関わってこられた。最も長く続けているのは、まさに今の仕事かもしれない。

もう1つあるとしたら、ジョギングとワークアウトになる。

飽きない業界だから自然と長続きしてきた

毎朝ジョギングしている家の裏の公園

30年前に「できるWord」を執筆したときには、「できるWindows 95」や「できるPowerPoint」なども担当し多忙を極めていた。現在のようにWordだけになってからは、昼夜逆転するような生活もなく、25年ほど前から朝のジョギングとワークアウトが日課になった。家の裏に公園があるので、夏は6時くらいから、冬は7時くらいから走る。

今年になって、Pixel Watch 3を手に入れたのでPixel 9 Proと連動させて運動を記録するようになった。自分の運動量が数値化されてみると、体を動かすことの大切さが実感される。

飽きない業界だから自然と長続きしてきた

Pixel Watch 3とPixel 9 Proでジョギングやワークアウトの運動量を数値化している

さらに時間ができた恩恵は、自炊にも向かった。昔は、時間がなくて外食や加工食品に頼りがちだったが、主にパスタを自炊するようになってからは、外食を控えるようになった。自炊をすると、使った食材と調味料の味だけしかしない。「買ってきた加工食品」のような味がしないのだ。やがて、それが当たり前だと思うようになり、今では、過度な加工食品を体が受け付けなくなった。

飽きない業界だから自然と長続きしてきた

パスタは20分くらいで自炊できるので、毎昼の定番になっている

これからの話としては、「1001 Albums You Must Hear Before You Die」という音楽批評書のアルバム一覧に興味が湧いている。アナログ時代ならば、1001枚のアルバムを集めるのは至難の業だが、デジタル時代かつサブスクリプションならば、全アルバムの視聴は不可能ではない。まずは、1955年のフランク・シナトラから聴き始めようかと考えている。

飽きない業界だから自然と長続きしてきた

サブスク時代ならではのアルバムの楽しみ方を探していきたい


<!-- --> 田中亘

「できるWord 6.0」(1994年発刊)を執筆して以来、できるシリーズのWord書籍を執筆。ソフトウェア以外にも、PC関連の周辺機器やスマートフォンにも精通し、解説や評論を行っている。

主な「できる」シリーズの著書

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Source: できるネット
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