iPhone16 Proに対応するESRのカメラコントロールカバー付きケース(ESR HYBRID CASE WITH STASH STAND HALOLOCK、以下、ESRのケース)をレビューする機会を得ましたので、筆者が愛用しているSpigenのiPhone16 Pro対応カメラコントロールカバー付きケース(以下、Spigenのケース)と比較しました。
本記事では、ESRから提供いただいたレビュー用サンプルを使用しています。
ESRとSpigenのケースの特長
iPhone16 Proに対応するESRのケースとSpigenのケースの共通した特長と、独自の特長は下記の通りです。
両ケース共通の特長
- カメラコントロールカバーを搭載しており、カメラコントロールが露出しない
- カメラコントロールカバーは、タッチ操作に対応
- ストラップホールを搭載
- クリア素材
- MagSafe対応
ESRのケースの特長
- リアカメラホールの周りに、縦置きでも横置きでも使えるカメラガードレンズフレームを搭載
- Spigenのケースよりもお買い得
ESRのケースは2025年1月31日午後6時30分時点で、Amazonのタイムセールにおいて税込1,499円、Spigenのケースは税込3,199円で販売されています。
レビュー後の総合評価
iPhone16 Proに対応する、ESRのケースとSpigenのケースを使用して比較しました。
結果、各項目を5点満点で評価すると以下のようになります。
ESRのケース | Spigenのケース | |
ケースの質感 | 4 | 5 |
クリアの透明感 | 5 | 5 |
サイドボタン類の操作性 | 4 | 4 |
カメラコントロールの 操作性 | 4 | 5 |
ストラップホールの 使いやすさ | 5 | 4 |
販売価格 | 5 | 3 |
スタンド機能 | 5 | 0(非搭載) |
ケースの質感
ケース4隅に内蔵された衝撃吸収構造は、SpigenのケースのほうがESRのケースよりも目立たず、スピーカーとUSB-Cのカットアウトもギリギリなのが、Spigenのケースの質感を5とした理由です。
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また、カメラガードレンズフレームの存在感が強すぎるように感じました。
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カメラコントロールの操作性
カメラコントロールの操作性は、SpigenのケースのほうがESRのケースと比べて側面ぴったりの高さで、操作しやすく感じました。ただし、感度はいずれも変わりませんのでこの点は個人の好みもあります。
ストラップホールの穴の大きさは、ESRのケースは丁度よい大きさで通しやすいデザインです。Spigenのケースでは、ストラップの紐をそのまま通すのは困難で、糸通しを活用するなど工夫が必要でした。
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販売価格
販売価格は、筆者が確認した範囲では常にESRのケースのほうが安く、価格以上の満足度が得られると評価します。
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ESRのケース独自のスタンド機能
スタンド機能はESRのケースにのみカメラガードレンズフレームとして搭載されており、スタンド付きケースを愛用している場合やスタンド付きケースを使いたい場合の有力な選択肢となります。
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スタンド機能は、縦置きでも安定して使用できました。
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アクションボタン部分の工作精度はESRのケースが優れる
Spigenのケースでは意図的なものか不明ですが、アクションボタンに対するケースのボタンの位置が下側(下記画像では左側)にずれています。
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対して、ESRのケースはぴったりで、アクションボタンの部分の工作精度はESRのケースがSpigenのケースを上回っています。
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まとめ
どちらのケースもクリアケースですので、長期間使用した場合の黄変は避けられないと思われますが、その点は今後の評価課題です。
Spigenのケースはカメラコントロールカバーを搭載したものとして初期に発売されたもので、当時は他のクリアケースの選択肢が純正ケースなどしかありませんでした。
ESRのケースはSpigenのケースの半額以下ですが、スタンド機能を搭載するなど機能面は上回っており、アクションボタンの部分の工作精度も優れています。
価格と機能面を優先するならESRのケース、落ち着いた質感を重視するならSpigenのケースを選択すると良さそうです。
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Source:ESR/Amazon
Source: iPhone Mania
【レビュー】ESRのiPhone16 Pro カメラコントロールカバー付きケース比較