Appleは現地時間19日、iPhone SE(第3世代)の後継機にあたるiPhone16eを発表しました。Appleは同時にiPhone14/14 Plus、iPhone SEの販売を中止したため、すべてのiPhoneがUSB-C対応となりました。
iPhone15から始まったUSB-Cへの移行
AppleがそもそもiPhoneをLightningからUSB-Cへの移行を開始したのは、欧州連合(EU)の電子機器の充電端子に関するポリシー変更に端を発しています。
AppleはiPhone15シリーズからUSB-C対応を実現させ、LightningがiPhoneからなくなるのは時間の問題とされていましたが、iPhone16eの登場を持ってついにiPhoneにおいてLightningに終止符が打たれることとなりました。
Lightning搭載モデルは販売中止に
iPhone16eが発表されると、iPhoneラインナップが変更され、Lightningポートを搭載していたiPhone14/14 Plus、iPhone SE(第3世代)が販売中止となりました。
Lightning搭載アクセサリーは残りわずかに
Lightningポートを搭載するApple製アクセサリーはいまだに存在しますが、LightningがAppleの製品ラインナップから完全に消失するのは近いとみられています。
LightningはApple独自の充電端子で、同社はさまざまなドングルでこれまで大きな利益を上げてきたとされています。USB-Cに変更されることで、E-Wasteの削減につながることが期待されるため、ヨーロッパを中心にケーブル端子の統一化が進められています。
Source: MacRumors
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
iPhone16eの登場で全iPhoneがUSB-Cに〜Lightningに終止符