Appleは、Apple Intelligenceが統合された一部のSiri機能の導入が当初の予定よりも遅れると発表しました。それに伴い、過去に公開した関連広告を非公開としました。では、Appleが取り下げた広告とはどのような内容だったのでしょうか?
Siriに「いつ・どこで・誰と会ったか」を質問
Appleは、パーソナライズされたSiriの導入を来年まで延期すると発表しましたが、本来どのようなことが可能になるはずだったのでしょうか?
Apple関連メディアAppleTrackを運営するサム・コール氏は、Appleによって削除された広告の動画を再投稿しています。
Apple ran this iPhone 16 ad in September 2024 showing off the new AI Siri that understands personal context.
It's now March 2025 and they just delayed the feature until sometime within the next year.
AI Siri is now an iPhone 17 feature that Apple promised for iPhone 16. pic.twitter.com/DnPnQonDgZ
— Sam Kohl (@iupdate) March 7, 2025
取り下げられた広告の内容とは?
広告では、主人公の女性が、一度会ったことのある男性から遠くで手を振られます。しかし、彼の名前を思い出せず焦った彼女は、iPhoneを取り出し、「Siri、数カ月前に○○というカフェでミーティングした人の名前は何だっけ?」と素早く質問し、Siriから回答を得ます。
そのわずか数秒後、男性が女性に近づいてきます。彼女はまるで当然のように彼の名前を呼び、男性は「覚えていてくれたのか」と感銘を受ける――というストーリーになっています。
パーソナライズされたSiriは2024年9月に発表
今回取り下げられた広告で紹介されていたパーソナライズされたSiriは、2024年9月に発表されたものです。
しかし、機能の実装が来年になるということは、今年秋に発表されるiPhone17シリーズではまだ実現しない可能性も考えられます。
ネット上では「iPhone18の機能になるのでは?」と皮肉交じりのコメントも見受けられますが、一刻も早い実装が期待されています。
Source: 9to5Mac
Source: iPhone Mania
Appleが広告削除?SiriのAI機能、導入遅延で